債務者って借金している人のこと?

こんにち。長野で行政書士をしている大工原です。
債務者と聞くと借金している人のイメージを持つ方が多いと思います。
私も法律を学ぶ前はそう思ってました。
実は私たちも日常の契約で債権者、債務者になることがあります。
例えば、コンビニで買い物をした際にレジで商品を精算します。
この時に債権債務が発生します。

売買契約にて

債権者               債務者
コンビニの店員さん 代金支払請求権⇒ 
         (商品のお金払ってください)


債権者               債務者
私        目的物引渡請求権⇒コンビニの店員さん
         (商品を引き渡してください)

私が債権者になっていることがお気づきになりましたか?
債権とは、債権者が、債務者に対して一定の行為をしてもらう行為です。
(商品のお金払ってください。 商品を引き渡してください。)
上の事例の様に日々債権、債務は発生しており、債権者、債務者になっています。
なので、債務者は借金している人だけではないということです。

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